ひとりあんま・気功・整体.8

ところで、後天の気は、さらに三種類分けられます。自然の空気から生まれた「精気」、飲食物のエキスから生まれた「穀気」、その両者が結合してできた「宗気」の三種類です。

このように、父母から受け継いだ先天な気に三種類の後天の気が合流して一つのものとなり、人間の体内を駆けめぐっています。もちろん無秩序に駆けめぐっているのではなく、一定の法則のもとに、定められたコースを駆けめくっているのです。

気は経絡のなかを運行する

気の流れるコースを、「経絡」といいます。また、経絡ぞいにある要所を、難しい言葉でいえば「経穴」、平易な言葉で言えば「ツボ」といいます。

気は一定の法則のもとに、定まったコースをめぐっているのですから、電車にたとえてみると、もっとわかりやすくなると思います。

すなわち、気が電車に乗った乗客だとするなら、経絡は電車がはしる線路で、ツボは電車の駅です。駅で人々が乗り降りするように、気もこのツボという駅で出入りすることができるのです。ですから、ツボに気を集めたり、手からツボに気を送りこんだりすることも可能になるのです。