ひとりあんま・気功・整体.9

電車に本線と支線があるように、経絡にも主要な経絡とややローカルな経絡があります。

電車の本線にあたるのが「経脈」です。この体内の本線は、全部で十二本あります。そのうちわけは①肺経、②大腸経、③胃経、④脾経、⑤心経、⑥小腸経、⑦膀胱経、⑧腎経、⑨心包経、⑩三焦経、⑪胆経、⑫肝経の一二経で、いずれも名前をとった体の器官と密接な関係があります。

どの器官も名前のついた器官をとおっていますし、その器官の状態がその経脈における気の流れに反映され、逆に経脈を刺激すると、その器官の状態にはねかえります。

かりに、先天の本である腎を例にとると、腎の気が不足し、腎の機能が衰えると、腎経と呼ばれる経脈の気の流れが悪くなります。そこで、ひとりあんまを行い、腎経のツボを刺激すると、腎の機能が活発になるというふうに、腎と腎経という経脈はたがいに影響し合う関係にあるのです。

一方、電車の支線にあたる経絡を、「絡脈」といいます。経絡という言葉は、経脈の経と絡脈の絡からとった名称です。つまり、本線である経脈と支線である絡脈を総称して、経絡と呼んでいるのです。