ひとりあんま・気功・整体.11

それに対して、体の本線である経脈は、多少迂回したり、ジグザグを描いたりしながらも、ほぼ体を縦にはしっているのでですが、任脈と督脈と違って、体の中心線をつらぬいて通っているわけではありません。いずれも中心線からは、少し外れているのです。線は一本ではなく、左右対称に二本ずつはしっています(膀胱経だけは、背中で四本の線になっています)。つまり、単線ではなく、複線になっているのです。そのため、経脈ぞいにあるツボは、同じ名前のツボが二つあることになります。

なお、ツボのなかには、東京駅や新宿駅のように、何本もの本線や支線が集まったターミナル駅のようなツボもあります。こういうツボを、「交会穴」といいます。たとえば、頸椎の下にある大椎というツボ、目の内側の端にある晴明というツボがそうです。

大椎は、大腸経、小腸経、膀胱経、三焦経、胆経、任脈が集まって交差した、にぎやかなターミナル駅です。晴明も、胃経、小腸経、膀胱経、三焦経、胆経が交差したターミナル駅です。