ひとりあんま・気功・整体.28

寝つきが悪い

近年、ビジネスマンの中で、不眠を訴える人が増えてきました。ストレスの種がつきず、気の休まる暇もない生活が続いているからでしょう。

中国医学では「胃不和則寝不安」といい、不眠症は胃や脾の気が不足し、機能が低下したためか、または心の気が不足し、機能が低下したためにおこる症状なのだと考えられます。

ですから不眠症を治すには、胃、脾、心につながる経絡の気の流れをよくして、機能を強化しなければなりません。では、おもに胃と脾の気の流れをよくする、あんま気功法を紹介します。

①布団(ベッド)の上にあお向けに寝て、体の力を抜いて心身ともにリラックスします。かるく目を閉じ、両手のひらをこすり合わせましょう。

②右手の親指を除く四本の指をそろえて、ヘソの下にあててみましょう。このとき、ヘソから小指の届いた範囲を、丹田といいます。

この丹田に右手のひらをあて、その上に左手を重ねて、手にかるく意識を集中します。こうすると、手のひらのほぼ中央にある老宮というツボから、手に集まった気が放出され、丹田に気が送りこまれるのです。

③両手をかさねたまま、ゆっくり時計回りに手をまわして、丹田をマッサージします。丹田に意識を集中し、腹部が温かくなるまで続けてください。ゆっくり深呼吸をしながら、腹部をマッサージしているうちに、深い眠りに誘われテイクはずです。

丹田には、脾経という胃につながった経絡がとおっているので、ここをマッサージすると、脾経と胃経の気の流れがスムーズになり、根本的に症状が改善されることになります。

なお、ぬるめの風呂に入って、ゆっくり体を温めた後、このあんま気功法を行うと、さらに熟睡しやすくなります。