医療

東洋医学.16

血の概念 ①身体の栄養源となる“血”  血は全身の各器官に栄養を与え、滋養させる働きを持ちます。解剖生理学でいう血液と似ているが、赤血球や血小板といった区別はなく、生成や作用も違い、血と血液は同じではありません。  血の…

東洋医学.15

経絡の働き ①気や血が通る通路  経絡は体中に張り巡らされ、気や血がその中を巡っています。ただし実際に人体を解剖しても経絡を見る事はできません。その働きは、西洋医学でいう、血管、リンパ系、神経系などさまざまな役割をになっ…

東洋医学.14

六腑の働き 2 ③六腑変調による不調 <大腸・膀胱・三焦>  大腸は、小腸から送られた糟粕から、余分な水分を再吸収し、糞便に変えて排泄させます。これを伝導作用というが、肺の粛降作用の助けを必要とするため、肺気の減退は大腸…

東洋医学.13

六腑の働き 1  胆・胃・大腸・膀胱・三焦を六腑といいます。 ①消化吸収を担う一本の管  気血や精で満ちている五臓に対し、六腑は水穀(飲食物)で満ちています。水穀は、六腑で腐熟(初期消化)、吸収されながら、排出されます。…

東洋医学.12

五臓の働き<腎> ①精を貯蔵し、水分代謝をつかさどる“腎”  腎には、精を貯蔵する蔵精機能があり、根本エネルギーである腎精(先天の精)を蔵すします。腎精は成長、発育、生殖に関わっており、不足すると年代に応じた成長機能を変…

東洋医学.11

五臓の働き<肺> ①呼吸と水の巡りをつかさどる“肺”  肺は呼吸をつかさどる臓器で、大気の清気を吸い込み。体内を巡って汚れた濁気を排出する機能を持ちます。  また肺のもつ宣発、粛降機能は、呼吸、気の血の運行、津液の代謝、…

東洋医学.10

五臓の働き<脾> ①運化、昇清、統血をになう“脾”  脾は、運化をつかさどります。運は運搬、化は消化を意味します。つまり、飲食物(水穀)を消化・吸収し、人体の栄養分である水穀の精微を生成し、全身に運搬するのが、脾の運化作…

東洋医学.09

五臓の働き<心> ①血脈と神志をつかさどる臓器  心には、血を全身に循環させるポンプのような働きと、精神や意識、思考をコントロールする二つの働きがあります。  血を全身に送るのは、心気の推動作用によるもので、この働きによ…

東洋医学.08

五臓の働き<肝> ①血を貯蔵し、消化を助ける“肝”  肝は、全身の気のスムーズな調整を図る疎泄の機能と、血を蔵する機能を持っています。  蔵血作用とは、血液中の血流量を調節する働きの事です。疎泄機能は全身の気の働きを調節…

東洋医学.07

気の不調  人体の成長や発育、各臓器や経絡などの組織器官の生理活動、血や津液の生成と運行などは、すべて気の生理活動によるものとされています。「病は気から」と言うように、いったん気の不足や変調が生じると、人体の機能に多大な…
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