整体

西野皓三│路上の手術②

路上で行われた心臓手術は…② 真冬の路上で前代未聞の心臓手術が始まりました。ショーン医師は、携帯していた医療器具の中から、まず、メスを抜き取りました。 ショーン医師は、のちにこう説明しています。 「その日は曇りで、昼間で…

西野皓三│路上の手術①

路上で行われた心臓手術は…① 腸管内臓系に与えられた直観知(身体知)、すなわち常識にとらわれない、優れたとっさの判断力が人の命を救ったという例を紹介しましょう。 この話はテレビの海外レポート番組でも報じられましたが、胸を…

西野皓三│「頭脳知」では②

「頭脳知」だけでは生きていけない② 生命は屋久12億年前に、原生生物から動物、植物に分かれました。 植物はその細胞の中に、日光のエネルギーを獲得できる光合成細菌を葉緑体として同居(寄生)させることができたので、エネルギー…

西野皓三│「頭脳知」では①

「頭脳知」だけでは生きていけない① 阪神淡路大震災が起きた時、手足がすくんで身体が思うように動かず、揺れが収まるまでただガタガタ震えていたという体験談を聞きました。いざという時に自然に勝手に身を守る行動がとれないというこ…

西野皓三│“動き”の中に

“動き”の中にこそ、本物の知恵がある 生物は進化の過程で、さまざまな形で環境に適応して発展してきました。その精妙な進化は、頭脳(大脳新皮質)が真理を求めた結果、生まれたわけではありません。生物は勝手に生きながら進化してき…

西野皓三│バレエ芸術②

細胞が喜んでいる動きこそ、バレエ芸術② 1954年(昭和29年)、チューダー氏は振り付けの仕事で来日し、再会することができました。私とチューダー氏は、毎日新聞紙上で「バレエと能」について対談しました。対談後も話題は尽きる…

西野皓三│バレエ芸術①

細胞が喜んでいる動きこそ、バレエ芸術① 今日でこそ、アメリカ留学などは簡単なことですが、敗戦から間もない1951年(昭和26年)当時、アメリカに行くこと自体、日本人には至難のわざでした。実際、アメリカ行きの飛行機は米軍が…

西野皓三│バレエ団の創立②

宝塚、そしてバレエ団創立② こうした紆余曲折はあったものの、宝塚でバレエを教え、コリオグラファー(振り付け師)として活躍していた私は、まさに順風満帆のバラ色の世界にいるかのようでした。しかし、私はある時、はっと気がつきま…

西野皓三│バレエ団の創立①

宝塚、そしてバレエ団創立 宝塚歌劇団に入ると、そこはスターに憧れる、若い女性ばかりの「花の花園」でした。 そんな中に、男3人が混じり、バレエや音楽のレッスンを行うのです。宝塚歌劇団は阪急東宝の経営する壮大な宝塚遊園地の敷…

西野皓三│医大生からバレエ②

医大生からバレエ研究生に② 私はディアギレフの本に出合わなかったら、私は音楽をやっていたかもしれません。 奥田君は医学部の教授でありながら、コントラバスの名手になりましたが、私はディアギレフに強烈な影響を受けて、何として…
2024年4月
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