気功

気の周流│三要素③

火候 <火とは何か> 『規中指南』には「神は火である。気は薬である」、また『金仙正論』にも「火は神である。汞、日、鳥、龍ともいうが、いずれも自らの中の真意をいう」と述べられている。したがって、『真詮』に「火候はつねに心神…

気の周流│三要素②

薬物 『玉皇心印経』には「上薬に三品がある。神・気・精である」とあり、『規中指南』には「採薬とは、身中の薬物を採取るすることである。身中の薬とは、神・気・精である」とある。 精・気・神は、後天のものは用いず、内薬といわれ…

気の周流│三要素①

鼎器、薬物、火候が、大・小周天功法の鍛錬過程での不可欠の3要素である。 鼎器 鼎器には、鼎、炉の2つがある。内丹術では、内丹鍛錬に鼎炉はかかすことができないと考えられている。この鼎炉は鍛錬者自身の身体に存在するものでなけ…

気の周流│功法の概略

大・小周天功法の概略 内丹術をその内容とする書物を、丹書あるいは丹経という。明代の『道蔵』には、120~30もの丹書が収録されている。述語が煩雑で、意味が明瞭でないため読解が容易ではないことが、内丹書に共通な特徴である。…

気の周流│大・小周天.2

大・小周天功法.2 (3)第3段階 内丹術の興隆 内丹という言い方を、他に先駆けて言い出したものに、隋代の蘇元朗がいる。蘇元朗は羅浮山(広東省)の青霞谷に居を構えて、青霞子と称していた。『図書集成』に『羅浮山志』から引用…

気の周流│大・小周天.1

大・小周天功法.1 大・小周天功法は、元来古代の統治階級が長生不老と成仙上天の道を求めた結果の産物であった。中国の歴史からみて、「翼化成仙」を追求した経緯は3つの段階を経てきた。 (1)第1段階 神仙・仙薬の探求 春秋戦…

気の周流│大・小周天.0

大・小周天 大・小周天は中国道教の主要な練功方法である。小周天は三関。任脈・督脈に気を通じ、大周天は奇経八脈のすみずみまで気を通じさせるものであると一般に考えられている。この2つの功法は「内丹術」と総称される。その歴史は…

気功の臨床│気功の弁証論治

気功の弁証論治 気功療法は医療措置であって、単純な方術、神仙術の類ではない。だから、臨床応用にあたっては、病症を弁別する必要があるばかりでなく、さらに深く弁証を組み合わせることができれば、その治療効果はより顕著なものとな…

気功に関する問題│配慮.2

配慮すべき問題/ 練功中の注意事項 ①心を落ち着かせる。 ②呼吸は柔和でなければならない。 ③発生した感覚は追求せず、恐れず、とりあわない。 ④唾液が増えても吐き出してはならない。 ⑤姿勢が不適当であれば、身体を少し動か…

気功に関する問題│配慮.1

配慮すべき問題 練功中、時間配分、注意事項など解決すべきいくつかの問題がある。それら問題について説明を加える。 (1)時間配分 ①仕事を持つ者は、毎日1、2回練功を行う。半日だけ仕事をする者、退職者は2、3回とする。全日…
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