中国秘伝ひとりあんま気功⑯ よいイメージを思い浮かべ、雑念をはらう 調心は自分の意識をコントロールして、雑念をはらい、精神を統一し、究極的には無の境地にいたることです。しかし、仏教僧や武術の達人でない限り、いきなり無の境地になれと言われても、なれ…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑮ いちばんくつろげる姿勢を選ぶ あんま気功法の姿勢は、立式(立つ姿勢)、座式(すわった姿勢)、臥式(寝た姿勢)歩行式の四種類があります。座式は、椅子にすわった姿勢とあぐらをかいた姿勢に大別され、臥式はあお向け、うつ伏せ、…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑭ 補足し合う三種類の調節 ここまで心身の調節とひっくるめたいい方をしてきましたが、正確にいうと、あんま気功法には三種類の調節があります。調身、調心、調息です。 この三つの調節のうち、調身は姿勢の調節のことです。すなわち…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑬ 安らぎを準備する心身の調整 スポーツをする前にかならず準備運動(ウォーミングアップ)をしなければならないように、あんま気功法もその準備段階で心身の調節を行う必要があります。けれども、スポーツにおける準備運動とあんま気功…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑫ 結局、①であらわすか、②であらわすかという選択になるのですが、この本では、すべて指の幅で測ります。指の長さの方が誤差が少ないからです。 人の体格は、人によってかなり差があります。体格によって変化する指の横幅の計測のほ…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑪ 指幅ではかり、めざすツボに接近する はじめてひとりあんまに挑戦するとき、いちばんやっかいなことは、ツボの位置を正確に突きとめることです。経絡は目に見える線路ではなく、ツボも駅のように建物が建っているわけではないからです…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑩ なお、ツボのなかには、東京駅や新宿駅のように、何本もの本線や支線が集まったターミナル駅のようなツボもあります。こういうツボを、「交会穴」といいます。たとえば、頸椎の下にある大椎というツボ、目の内側の端にある晴明というツ…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑨ 単線にあるツボと複線にあるツボ 人間の体の中には、数え切れないほどたくさんの絡脈がはしっていて、本線である経脈とともに、網の目のように全身をおおっています。 ところで、ローカル線といっても、風景の美しさや旅の情緒では…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑧ 気は経絡のなかを運行する 気の流れるコースを、「経絡」といいます。また、経絡ぞいにある要所を、難しい言葉でいえば「経穴」、平易な言葉で言えば「ツボ」といいます。 気は一定の法則のもとに、定まったコースをめぐっているの…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑦ 父母の恵みと自然の恵みが気の源流 では、次に問題をしぼって、人間の体内に流れる気について考えてみましょう。 人間の生命エネルギーである気は、それがなにから人間にあたえるかという起源の違いによって二種類に大別されます。…続きを読む