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言霊百神│境涯と言語⑥

樋速日神(ひはやびのかみ) 樋は水が流れる通路であるから、宇宙生命の流動変化循環の道理が一眼で速やかに判るように言霊が組織されることで、ここでは言霊変化の一覧表と云ったものが作成されたことである。その例は「ヒフミヨイムナ…

言霊百神│境涯と言語⑤

甕速日神(みかはやひのかみ) 甕は素焼の土器である五十音図のこと、速日とは其処に書かれてある言霊(日)の性状組織の全貌が一眼で判るように総合整理されることで、音性早見表と云うようなものが作成されたと云うことである。その早…

言霊百神│境涯と言語④

石筒之男神(いはつつのをのかみ) 石筒は五十葉筒であって、石拆の原理でも何れも一貫した筒か管の様な通路の形で言霊の変化発展連続の姿を示している。アオウエイもカサタナハマヤラもそれぞれに筒と見ることが出来る。石筒は五十音言…

言霊百神│境涯と言語③

第五の仏陀(正覚)者は右の四段階の言語と共に此の境涯独特の言語を用いる。すなわちそれが人間の言語の精髄である布斗麻邇であり、仏所護念と云われる世界人類普遍の言語である。 以上の五段階の言語のうち低次元のものはそのままより…

言霊百神│境涯と言語②

第二の声聞位の人は所謂インテリゲンチャであって、民衆のものである感覚言語を用うると共に、その上に学術語である抽象的概念を使用する。然しこれ以上の言語を持たない。 第三の縁覚位の人は所謂宗教家、芸術家であって、この級の人は…

言霊百神│境涯と言語①

此の図表(図は本を参考)を読んだ時、特に注意して頂きたいことは、人間が日常に使用する言語の様態に五つの次元的段階があると云うことである。その人が到達した境涯の如何によって使用する言語、理解し得る言語に制約がある。この事は…

言霊百神│犠牲③

石拆神(いはさくのかみ) 五葉拆である五十音言霊は先ずアイウエオの五母音の五段に分析される。この五母音が宇宙の基本の道理であることが確立したことである。『古事記』「序文」には「五行の序を齊(ととの)へたまふ」とあるが、仏…

言霊百神│犠牲②

そ(其)の御刀(みはかし)の前に著(つ)ける血、 湯津石村に走りつ(就)きて 迦具土を斬る主体は十拳剣であり、斬られる客体は迦具土である。御刀の先、元、手上、手俣というのはその道理開明の進行を示す咒示である。湯津石村の湯…

言霊百神│犠牲①

話が少し脇道に入るかも知れないが古代宗教の祭典に犠牲(生贄)という行事がある。犠牲と云う文字が示す通り古代支那やギリシャの祭典では牛を殺し、そしてユダヤ教のエホバの祭典では羊を殺して、祭壇の上でその肉を割き腸を露出して血…

言霊百神│神道原理の成立②

剣には十拳剣、九拳剣、八拳剣の三つの使い方がある。世界を夫々十、九、八に斬って行く道である。天照大御神、伊邪那岐大神は十拳剣(アタカマハラナヤサワ)を用いる、十拳は神道布斗麻邇であって、それにはア(アルファ)とワ(オメガ…
2024年4月
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