スタッフブログ

帯津良一│「基礎知識」③

④「ツボ押し」おすすめのアイテム ◎仁丹、ビーズ、米粒など ツボに押し付けて絆創膏で留めれば、ツボを長時間、持続的に刺激できます。 ◎ペットボトル 壁にペットボトルの底を当て、ペットボトルの口を背中のツボに当てて立ちます…

帯津良一│「基礎知識」②

③どうしたら、上手にツボを見つけられるのか? ツボは、「関節の周り」や、「骨の際」「神経の通り道」「筋肉の境目」といった「気」が滞りやすい場所にたくさん集まっています。 また、痛む箇所のすぐそばにある場合も、遠くにある場…

帯津良一│「基礎知識」①

①なぜ、ツボを押すと健康になるのか? 東洋医学では、「気の流れ」が病み(滞る)と、「病気」になると考えます。そして「気」が欠乏すると体や内臓などの活力が低下し、心に不調があらわれる場合もあります。 私たちの体には、「気・…

帯津良一│全身のツボ

はじめに 本書にあるツボは、特に注意書きがなければ、基本的にすべて次のように押します。呼吸法と合わせた効果の高い押し方です。 口から息をゆっくりと吐きながら力を加え鼻から息を吸いながら静かに力を抜く。これを10回程度繰り…

止観法│感覚、幻覚、幻境

止観法を行っていて、心身が安静な状態にあるときに、いくらかの感覚、幻覚、幻境が出現することがあるが、そのときは正しく対処して良くない結果を引き起こさないようにしなければならない。 1.感覚(八触) 八触とは、身の痛、痒、…

止観法│治病

身・息・心の三事を適度に整える止観法などを行うと、禅定の境地に到達できるだけでなく。ある種の病症をも治療できる。 (1)症状分類 ①四大の増損の病相 ②五臓より患を生ずるの相 (2)病患を治癒する方法 ①止法を用いる治療…

止観法│六妙法門

六妙法門は、6種の止観法である。智顗は六妙法門を十種にわけている。 ①歴別に諸禅に対する六妙門 ②次第相性の六妙門 ③便宣に随う六妙門 ④対治に随う六妙門 ⑤相摂の六妙門 ⑥通別の六妙門 ⑦旋転の六妙門 ⑧観心の六妙門 …

止観法│法門②

(2)止法と観法 止とは停止であり、練功を始めるに際して、散乱する想念を調えて克服することである。止が首尾よく行えないときには、観法を運用する。観とは閉目して返観するをいい、分析推理の方法で想念を克服するのである。 修止…

止観法│法門①

(1)調身、調息、調心 調身…調身とは止観時に身体姿勢を調整することをいう。姿勢については、仏教では、ふつう結跏趺坐をとるようにいわれている。 調息…調息とは、呼吸を調え、練ることである。呼吸の状態については、後漢末の仏…

止観法│概説

仏教各宗派の哲学思想、教典はそれぞれに異なっていて特徴があるが、座禅修道を行わなければならないことは、しずれの宗派にも共通している。簡単な参禅のほかに、ほとんどの場合禅定を行わなければならない。 第1節止観法概説 天台宗…
2024年4月
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