言霊百神│三貴子の誕生②

眼鼻と云うのは音図を人の顔に見立てた母音の位置である。エ言霊(理性)を所依根拠としてこれによって一切種智、五十音麻邇を処理運営して行く宇宙生命観の曼荼羅が天照大御神の心であり姿である。これを「天津太祝詞音図」と云い、八咫鏡と云う。エが中心でオ、ウの二智は両脇立となる。ウ言霊(現識、感覚)を根底として、これにならって麻邇を配列した人生観の典型が須佐之男命の心であり姿である。これを「天津金木音図」と云い、韓鋤の太刀と云う。この場合はオ、エの二智が両脇立となる。そしてオ言霊(悟性、経験智)を根拠としてこれに基づいた世界観の体系が月読命の姿である。然しこの命の音図は不明である。月読の正体は哲学であり実質は概念であるから麻邇の曼荼羅として構成されないと考えることが至当である。いま一つ「天津菅麻音図」と云うのは結局は伊邪那岐大神の衝立船戸神の音図であり、火之迦具突智神の図と考えてもよい。

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