気功

止観法│感覚、幻覚、幻境

止観法を行っていて、心身が安静な状態にあるときに、いくらかの感覚、幻覚、幻境が出現することがあるが、そのときは正しく対処して良くない結果を引き起こさないようにしなければならない。 1.感覚(八触) 八触とは、身の痛、痒、…

止観法│治病

身・息・心の三事を適度に整える止観法などを行うと、禅定の境地に到達できるだけでなく。ある種の病症をも治療できる。 (1)症状分類 ①四大の増損の病相 ②五臓より患を生ずるの相 (2)病患を治癒する方法 ①止法を用いる治療…

止観法│六妙法門

六妙法門は、6種の止観法である。智顗は六妙法門を十種にわけている。 ①歴別に諸禅に対する六妙門 ②次第相性の六妙門 ③便宣に随う六妙門 ④対治に随う六妙門 ⑤相摂の六妙門 ⑥通別の六妙門 ⑦旋転の六妙門 ⑧観心の六妙門 …

止観法│法門②

(2)止法と観法 止とは停止であり、練功を始めるに際して、散乱する想念を調えて克服することである。止が首尾よく行えないときには、観法を運用する。観とは閉目して返観するをいい、分析推理の方法で想念を克服するのである。 修止…

止観法│法門①

(1)調身、調息、調心 調身…調身とは止観時に身体姿勢を調整することをいう。姿勢については、仏教では、ふつう結跏趺坐をとるようにいわれている。 調息…調息とは、呼吸を調え、練ることである。呼吸の状態については、後漢末の仏…

止観法│概説

仏教各宗派の哲学思想、教典はそれぞれに異なっていて特徴があるが、座禅修道を行わなければならないことは、しずれの宗派にも共通している。簡単な参禅のほかに、ほとんどの場合禅定を行わなければならない。 第1節止観法概説 天台宗…

大・小周天をどうとらえるか②

3.鍛錬方法は全面的に否定するべきではない 内丹術の中の大・小周天は、鍛錬方法についていえば、全面的に否定すべきものではない。なぜなら、功夫は鍛錬しうるものであり、練功実践を通じたものならば、研究し参考にする価値を持って…

大・小周天をどうとらえるか①

1.一種の神仙方術である 内丹術を目的に即していえば、それは宗教の分野での一種の神仙方術であって、現世の超越と羽化登仙を目的とした修煉の方法であった。それはとうていかなえることのできない目的であったし、我々はそれを否定す…

大周天の鍛錬③

5.八脈を通じる 李時珍は『奇経八脈考』の中で、八脈が丹家功夫のなかで果たす作用を強調して、「陽維脈は一身の表を主り、陰維脈は一身の裏を主る。しかがって、これを乾坤という。陽蹺脈は一身の左右の陽を主り、陰蹺脈は一身の左右…

大周天の鍛錬②

3.金液還丹 口中に唾液が増加するのは腎中の精気が上昇したためだ、と大周天においては考えられる。金は水の母であって、腎の中に金は存在するから、金液還丹と呼ぶのであり、ゆっくりと咽み下して丹田へ帰さなければならない。それに…
2020年1月
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