西野皓三│成功するカギ① 人生で成功するカギとは?① 誤解を恐れずに言えば、本能を強くすることが人生で成功するカギなのです。 人の脳もまた、「本能をいかに最大限に実現するか」というために生まれた器官です。言い換えれば、人間という高等動物が、本能を…続きを読む
西野皓三│すべて生命現象② 文化も文明も、すべて生命現象② スペース・シャトルを打ち上げることも、生命現象です。 宇宙開発の動機はいくつかあります。地球の外から外敵が襲ってくることはないかを確かめること、地球に何らかの事情によって住めない状態になっ…続きを読む
西野皓三│すべて生命現象① 文化も文明も、すべて生命現象① 生命現象というと、通常、呼吸をすること、食べること、消化すること、排泄すること、身を守ること、生殖活動を行うこと、子供を育てることなど、いわゆる生物学的な側面を考えがちですが、言語を操り、…続きを読む
西野皓三│本能とは低次元か② 本能とは低次元のものなのか② 人間の歴史や文化を眺めてみれば「性への関心は、情欲そもものだから下等だ」などと単純には言えないことがよく分かります。 フロイトを持ち出すまでもなく、ほとんど芸術家や文化は、直接・間接を問わず…続きを読む
西野皓三│本能とは低次元か① 本能とは低次元のものなのか① 嗅覚のように根源的で重要な感覚を、人はよく原始的で低次元なものと誤解しがちになります。その典型が「本能」だと言えましょう。 本能の強いものが、生物の進化の歴史では逆境にも屈せず、逞しく生き延…続きを読む
西野皓三│暗黙知② 暗黙知② 偉大な発見に導かれるような問題が見える(立てられる)ということは、単に隠れているものが見えるということだけではなく、他の人が夢想だにしなかったものが見えるということなのです。ボランニーhs「これは隠されてはいる…続きを読む
西野皓三│暗黙知① 暗黙知① ボランニーの著書『暗黙知の次元』の副題は“言語から非言語へ”となっています。 つまり、ボランニーの“暗黙知”とは言語では語ることのできない“知”ということになります。つまり、直観(ボランニーは内感intimat…続きを読む
西野皓三│客観性という神話 客観性という神話 科学および哲学というオーソドックスな知の領域にあって、早くから身体の重要性に注目していた人にマイケル・ボランニーがいます。 ハンガリー生まれの医学者ボランニーは、イギリスに渡り、マンチェスター大学で55…続きを読む
西野皓三│頭脳知は他人任せ② 頭脳知に頼ることは、他人任せに生きること② 身体知を身につけて、一匹オオカミになることなく自己を確立することは大切です。 科学が発達して、便利な社会に住んでいるともりでも、他人任せの社会には思わぬ落とし穴が待ち受けていま…続きを読む
西野皓三│頭脳知は他人任せ① 頭脳知に頼ることは、他人任せに生きること① 今、人間の知の歴史は、新しい方向に向かって歩み出そうとしていると言えるでしょう。「新しい知」とは生命の知であり、人間と自然を融合させる知でもあります。外からの情報をインプットし…続きを読む