2022年01月

言霊百神│日の少宮⑦

道の教科書である『古事記』を釈くことは自己を釈き、人間の知性すなわち精神的性能を釈き、世界と宇宙の内面を釈き、恒常の「中今」に活動している生命を釈くことである。そして是等の問題を我等人類の祖先が完全に釈き得て伝えて下さっ…

言霊百神│日の少宮⑥

この時神代に於ける実際の歴史を知るためには『竹内文献』『富士宮下文献』、『物部文献』、『大友ウエツフミ』等々の古文献を参照すべきであり、実際の記録と考えられる斯うした輝かしい皇運の歴史のバックボーンであるその皇運の指導原…

言霊百神│日の少宮⑤

この講義は三種の神器の基礎学である「言霊布斗麻邇百神」の意義を一通り解明した所までで止めて、その先とその内容の精密な解明はいずれ神機と時期を待つこととするが、最後に重ねて神道研究修練者に向かって注意しなければならぬことは…

言霊百神│日の少宮④

この(静)洲の心が布斗麻邇の出発の心であり、そして終局の完成の心である。出発のスは天地の初めの無名である。終局のスはすべての言葉を総合統一したスメラギ(皇)のスである。伊邪那岐大神はこの静の心の永劫の寂滅の中に住(宅・澄…

言霊百神│日の少宮③

岐美二神の創造は終わった。この事を『日本書紀』は斯う述べている。「是の後に伊弉諾尊、神功既に畢へたまひて、霊運当遷(かみあがりましなんとす)、是を以て幽宮(かくねのみや)を淡路の州に構り、寂然(しずかた)長く隠れましき。…

言霊百神│日の少宮②

『古事記』「神代巻」は以上の百神の原理を以て終わらず、この後更に「天の誓ひ」「天之岩戸開き」「須佐之男命と櫛名田比売」「大国主神の経営」「武甕槌神の言向け和はし」「国譲り」「天孫降臨」「海幸彦と山幸彦」等々のいきさつが次…

言霊百神│日の少宮①

三貴子の出生を以て伊邪那岐大神すなわち岐美二神の創造は完了した。すなわち神道の基礎である布斗麻邇百神の原理は完結した。人類の霊魂、精神に関する高天原法界の文明は斯くの如くにして完成された。それは歴史的には凡そ一万年の昔の…

言霊百神│三貴子の誕生⑯

(両児島) 以上、八十禍津日神より須佐之男命までの十四神を総合する神々の宝座を「両児島、またの名は天両屋」と云う。両つとは禍津日と直毘の二つであり、また天照大御神と月読命、須佐之男命の二つである。その一方は整理された麻邇…

言霊百神│三貴子の誕生⑮

然し『古事記』には述べられていないが、月読命、須佐之男命にも此の麻邇に代わるべきものが与えられてある。すなわち月読命に授けられたものは概念と文字(漢字)である。須佐之男命に授けられたものは数の原理である。その昔、伏羲が日…

言霊百神│三貴子の誕生⑭

その他の二つの知性は麻邇を用いずしてやって行く人類の修業と研究の過程に於けるものであったから、仏教やキリスト教や儒教では麻邇宝珠、マナ、或いは「結縄の政」などと云う名称だけは知られているが、その実体の伝承がない。時にはモ…
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