2018年08月

鰹木

 鰹木に移りましょう。神宮正殿の棟の上に、棟とは直角の方向を向いて鰹木が並んでいます。その鰹木の数は内宮が10本、外宮は九本です。鰹木とは何を表徴したものなのでしょうか。内宮と外宮の鰹木の数に相違があるのは何故なのでしょ…

千木

 伊勢神宮の屋根は茅葺で、四十五度の傾斜です。棟の両端に千木が二本ずつ立っています。内宮の千木は内削と言って切口は水平であり、外宮の千木は外削と言って切口が垂直になっています。  千木というのは道木の意味で、道理の気とい…

木階

 神宮正殿の正面についている木の階段について見ることにしましよう。その木階の数は内宮・外宮で相違があり、内宮は十段、外宮は十一段となっています。この段の数の相違は何を意味しているのでしょうか。言霊の原理から考えてみます。…

床板

 伊勢神宮の内。外宮の正殿の構造で明らかに相違しているものの一つに床板の張り方があります。内宮は床板が南北の方向に張られているのですが、害宮は東西の方向に張られている事です。この違いは何を意味しているのでしょうか。  古…
2018年8月
« 7月   9月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031