2020年03月

西野皓三│DNAと知性②

DNAが人間の知性を創った② その細胞の一つひとつの中に巨大分子であるDNAがあります。このDNAは四つの文字(塩基)で構成され、その文字の数は約30億。30年分の新聞の情報量に匹敵します。この30億というDNAの遺伝情…

西野皓三│DNAと知性①

DNAが人間の知性を創った① 人間の身体は約60兆個の細胞から出来ています。そして、その細胞の一つひとつにナノマシンがたくさん含まれているのです。一つひとつの細胞自体、ナノマシンが組織化されて出来た総合システムなのです。…

西野皓三│細胞中モーター

細胞の中の“極微モーター”の正体 「生物のエネルギーを生む細胞内“極微モーター”」という見出しの記事が読売新聞に載ったことがあります。 これは英国の科学誌『ネイチャー』にも発表されたのですが、人間をはじめ、ほとんどの生物…

西野皓三│“白血球細胞”②

切り離されてもコミュニケーションをとる“白血球細胞”② 私(パーセル博士)は「細胞記憶」について多くの疑いを持っていません。 少なくとも私にとってより興味深い問いは、なぜ、こうしたクレアのような経験が、ある人々だけに起こ…

西野皓三│“白血球細胞”①

切り離されてもコミュニケーションをとる“白血球細胞”① ブルース・リプトン氏はクレアさんに、クリープ・バクスター氏に会うことを勧めました。 バクスター氏は嘘発見器のパイオニアで、その後、植物と他の生き物の細胞レベルでのコ…

西野皓三│細胞ラジオ②

私たちの身体は“細胞ラジオ”のようなもの② 元スタンフォード研究所の科学者ブルース・リプトン氏は、細胞生物学的に見て、パート博士の考えがどのように臓器移植患者に当てはまるのかを検証しました。 「こころの物質」神経ペプチド…

西野皓三│細胞ラジオ①

私たちの身体は“細胞ラジオ”のようなもの① 彼女はその著書の大詰めの章「答えを求めて Searching for Answers」で、移植手術を行っている心臓外科医、分子生物学者、脳生化学者、神経心理学者、さらには心身の…

西野皓三│身体にいる“誰か”②

手術後感じた、自分の身体の中にいる“誰か”② 彼女のような例はけっして珍しくないのです。 同書の中で報告されている事実ですが、自ら骨髄移植を受けたウェイン州立医科大学のポール・パーセル博士(神経心理学)によると、臓器移植…

西野皓三│身体にいる“誰か”①

手術後感じた、自分の身体の中にいる“誰か”① このクレアさんは、自分自身の体験を『A CHANGE OF HEART(チェンジ・オブ・ハート)』という本にして出版しました。発売されるや全米でベストセラーになり、テレビをは…

西野皓三│心まで移植②

「こころ」まで移植された② 彼女が変わったのは、食べ物の好みなども、手術前と後ではガラリと変わってしまったのです。 彼女はテレビのインタビューの中で、「以前は背が高くスラッとしている黒髪の女性がよいと思っていましたが、移…
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