2019年03月

整体と気功と言霊の原理.27

遠藤喨及の指圧法…経絡指圧法.2 第二章これまでにない指圧法 指圧はマッサージ?  戦後から、法律上は按摩・マッサージ以外の手技療法は、すべて指圧と呼ぶことになっていることである。  指圧とは、東洋医学に基づき、また気の…

整体と気功と言霊の原理.26

遠藤喨及の指圧法…経絡指圧法.1 第一章「気」を見る すごい生命エネルギー  気がついたら、あたかも目の前のコップが見えるように、相手の気の流れが、心にはっきりと映っていたのである。そして、その気の流れを指圧で整えたら、…

東洋医学.25

八綱弁証で証を.3 ⑤陰証と陽証  陰陽学説では、陰陽の相対的バランスが失調し、偏盛または偏衰が起こることで病気になると考えています。  疾病の発生には、虚証と実証で説明した正気と邪気が関係しています。正気には陽気、陰液…

東洋医学.24

八綱弁証で証を.2 ③寒熱の証  寒熱は疾病の性質を寒と熱に区分したものです。寒証と熱証は、身体の陰陽状態を表したもので、陰陽バランスが崩れると生じます。陰盛(陰が強い)または陽虚(陽が弱い)は寒証として、陽盛または陰虚…

東洋医学.23

八綱弁証で証を.1 ①八綱弁証で基本の証を立てる  八綱弁証とは最も基本的な弁証法です。八綱とは、表・裏・寒・熱・虚・実・陰・陽のことです。この八つは、表裏・寒熱・虚実・陰陽の組み合わせなっており、表裏は病位の深浅を、寒…

東洋医学.22

弁証論治とは.2 ③弁証方法の選び方  東洋医学では、長年培ってきた臨床経験から、証を立てるためのいくつかの弁証方法が確立されてきました。八綱弁証、六淫弁証、気血津液弁証、臓腑弁証、経絡弁証、六経弁証、三陰三陽弁証などで…

東洋医学.21

弁証論治とは.1 ①証を決め、治療法を確定する  東洋医学で診断・治療を行うときに、まず四診を行い、そこで見たり聞いたり、感じたりした情報を分析して証を立てます。証とは診断結果のことで、患者の自覚症状を重視し、四診で得た…

東洋医学.20

証とは  鍼灸院や漢方医院などに行くと、現代医学の病院や医院とは違った東洋医学独特の診断が行われることがあります。その特徴的な診断が四診です。  四診とは、望診、聞診、問診、切診という4つの診断を組み合わせるて、患者の状…

東洋医学.19

中医学の臓腑とは  『素問』五臓別論篇では、五臓とは精気が蓄えられ充満していることで働くのに対し、六腑は中空(虚)で、食べ物やその代謝産物が送られてきたときだけ充ちる(実)状態になって働きます。寄恒の腑も中空だが、中に精…

東洋医学.18

精と神の概念 ①精とは何か  東洋医学では、身体を動かすエネルギーを気の類とし、精、気、神の三つに分類し、これら生命をつかさどる重要なものとして三宝ともいいます。  精には先天の精と後天の精の二種あります。先天の精は、腎…
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