2019年03月

東洋医学.07

気の不調  人体の成長や発育、各臓器や経絡などの組織器官の生理活動、血や津液の生成と運行などは、すべて気の生理活動によるものとされています。「病は気から」と言うように、いったん気の不足や変調が生じると、人体の機能に多大な…

東洋医学.06

西洋・東洋医学の違い  東洋医学と西洋医学は、独自の診断法と治療法を持ちますが、それは身体を見る視点の違いから生まれます。西洋医学は、解剖学や生理学などの科学的な見地から人体を捉えます。人体の器官や組織、血液やリンパ液な…

東洋医学.05

気の概念  気とは機能だけが存在し、目には見えないものといわれます。もともと古代中国の哲学思想から生まれた言葉で、気は宇宙を構成する基本単位の一つとされます。気が変化して万物を創造し、すべての事象が生まれます。つまり気が…

東洋医学.04

天人合一思想  東洋医学を生み出した中国では、長い期間、農耕を中心とする生活を送ってきたため、太陽や風雨などの自然の動向や四季の変化には特別な関心を抱いてきました。その結果、人と自然界(宇宙)の間には密接な関係があり、人…

東洋医学.03

五臓六腑  臓腑には五臓、六腑、奇恒の腑があります。各臓腑の名称は西洋医学の臓腑や器官名と似ているが、概念は西洋医学の示す臓器よりも幅広い。臓腑は精気の(気、血、津液を含む)の運行を支配しており、五臓は精神活動の元となる…

東洋医学.02

五行論 五行論では、自然界に存在するすべてのものを木、火、土、金、水の5つに分類します。そして東洋医学では、五蔵をはじめ、さまざまな物質や諸器官を木、火、土、金、水の特性に合わせて5つに分類し、診断や治療に応用している。…

東洋医学.01

哲学から入る東洋医学、そして言霊、宗教等どれも思考を活発にする方法。すなわち人格の確立を促す方法です。そこを疎かにすると人格の発達はできません。まずは中医学で確認してみましょう。 陰陽論  東洋医学では、人と宇宙(自然)…

日本の気功整体…野口整体.3

第六章体癖と生活 風邪の活用  体量配分計で測っていると、ある人がある時期に、左右の配分が非常にアンバランスになってきて、その左右差がある程度以上になると、風邪をひくということが判ってきました。  だから左右差があまり大…

日本の気功整体…野口整体.2

第二章続き 野口整体の方法 背骨への行気  疲労したり、体力の呼び起こしを必要とする時は、背気へ気を通す。 気をおくり、通す法  愉気法というのは、他人の体に息を通すことである。離れていても、手をつないでいても、その部分…

日本の気功整体…野口整体.1

野口晴哉(のぐち はるちか、1911年9月~1976年6月)氏によって、始めされた手技療法です。内容は気功とほとんど変わらないです。 第一章「気」による体力発揮 火事で出た体力 体力を喚び起こすのは「勢い」である 文明生…
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