2021年04月

言霊百神│子音の創生③

子音の創成は人間の一思一感の自覚と表現の道程である。一思一感を仏教の言葉で「一念」と云う。一念は直ちに行動としての一挙手一投足を促すところのものである。一念はあたかもピアノの鍵盤の一つ一つの如きものであって、その一つ一つ…

言霊百神│子音の創生②

すなわち此処で子音の創成として説かれてあることは生まれ出る三十二子音の実相の様態と共に、それ等が如何にして生まれて来るかと云う創成の順序過程の解明である。『古事記』はこの二つの事柄を一つの記述を以て同時に説いている。言霊…

言霊百神│子音の創生①

宇宙に於ける神々の宝座すなわち言霊の隠処(くみど)(組所)が定まったから、いよいよその座に当てはまる後天子音三十二個の創成の段階に入る。これまでの所は天名といわれる生命知性の先天である父母音と、その先天相互の交流産霊の原…

言霊百神│随想

我と人類(随想) 我とは人類である。我が本具の性能は人類本具の性能であり、人類本具の性能は我が性能である。人類本具の性能を開顕する道は、我本具の性能をみずから開顕する以外にはない。

言霊百神│島生み⑲

両児島(嶋)、 またの名は天両屋(あまのふたや) 八十禍津日神(ヤソマガツヒノカミ)より建速須佐之男命までの十四神の区分宝座。禊祓の結果として究極の天地陰陽思想の建て別けとも云うべき高天原の生命思想の体系と予母都国の自由…

言霊百神│島生み⑱

知詞島(嶋)、 またの名は天之忍男(あめのおしを) 衝立船戸神より辺津甲斐弁羅神までの十二神の区劃宝座。知詞は知識、智慧を詞(責)むること、すなわち知性を精錬すること、これは筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原に於ける「禊祓」…

言霊百神│島生み⑰

女島(嶋) また(亦)の名は天一根(あめのひとつね) 正鹿山津見神より戸山津見神までの八神の区分宝座。山津見とは生命の八相である山を見ることである。ヤマは八間(やま)であり、その形は ・ であり、八尋殿のことである。この…

言霊百神│島生み⑯

小豆島(嶋) また(亦)の名は大野手比売(おほぬでひめ) 泣沢女神(なきさはめのかみ)の宝座。父韻ヒチシキミリイニを小豆と云う。現われ続く気と云う義。哲学上の連続と云うことは父韻の所為である。また父韻は音の性状をあらわす…

言霊百神│島生み⑮

さて(然)後(、)還りま(坐)しし時に、 五十音の発生の段階が終わって、言霊の整理発揚の段階に入ることを示す。 吉備児島(嶋)、 また(亦)の名は建日方別(たけひかたわけ) 金山毘古神より和久産巣日神までの八神の区劃宝座…

言霊百神│島生み⑭

かれ(故、)こ(此)の八島(嶋)ぞ先ず生みませる国なるに因りて、 大八島(嶋)国と謂ふ 大八島国は八尋殿と同じ意味であるが、ここでは淡道之穂之狭別島以下の八つの宝座の総称である。以上の三十二子音の詳細は大事忍男神以下の条…