2021年06月

言霊百神│父韻の所在①

ここで父韻についてもう少し説こう。『法華経』「普門品」の観世音菩薩が聞召す音を「梵音、海汐音」と云う。梵音は大自然ブラーマの音であって、それはアイウエオの五母音である。自然音にはこの五つだけしかない。それなのに雨の音は「…

言霊百神│音の整理⑨

哭きたまふ時に、御涙に成りませる神は 哭くは声を出すこと、涙は泣いて水を垂らすこと。垂れた涙は五十音図の最下段のイ・キシチニヒミイリ・ヰの所に集まって、其処で父韻の原理を現わす。 香山の畝尾の木のもと(本)にま(坐)す、…

言霊百神│音の整理⑧

かれ(故、)ここ(爾)に伊邪那岐命(の)詔りたまはく、 美しき我が汝妹(なにも)の命(那邇妹命)や、 子の一木に易へつるかも(乎)とも(謂)りたまひて 迦具土神が生まれて伊邪那美神が神去ったことであり、母の身代わりとして…

言霊百神│音の整理⑦

(吉備児島) 以上、金山毘古神より和久産巣日神までを一まとめに締めくくった神の宝座、すなわち此の場合は原理の一区劃を吉備児島と云う。よく備わった児の島であり、児島の児とは初めの簡単な整理しめくくりと云うことである。 既に…

言霊百神│音の整理⑥

こ(此)の神の子を豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)といふ(謂す) 然し渾沌たる結びではあるが、その内容は既にアオウエ、イキシチニヒミイリヰの十四音が整っているから十四受けと云う。受は盃でもあって、十四音で構成された言霊…

言霊百神│音の整理⑤

ゆまりに成りませる神の名は弥都波能売神(みつはのめのかみ) ゆまりはイウマリ(五埋まり)である。埴土盤の上にアオウエイの五母音を並べる。これがイウマリである。この時アを天に、イを地に取ると真中にオウエの三音が並ぶ。みつは…

言霊百神│音の整理④

くそに成りませる神の名は、波邇夜須毘古神(はにやすびこのかみ)、 次に波邇夜須毘売神(はにやすびめのかみ) くそを組素と解く、神名山の構成要素である五十音のことであって、「大祓祝詞」に云われる「くそへ」「糞まり」もこれと…

言霊百神│音の整理③

肉体の上でも人間の歯は三十二枚、脊椎もまた三十二個ある。また例えば電気の電圧を別ける時にこれを三十二分の一に落とす時に最も能率がよく、ロスが少ない。百ボルトに用いる高圧電流は三千三百ボルトにしてある。三十二は子音の数であ…

言霊百神│音の整理②

こ(此)の子(迦具土)を生みますによ(因)りて(、) 美蕃登(みほと)や(炙)かえて病み臥(こや)せり 大宜都比売神として五十音の麻邇名が生まれ、迦具土として麻邇字が出来上がったから、伊邪那美神はもう是以上子として産むべ…

言霊百神│音の整理①

以上述べた過程と操作とによって後天実相音の三十二子音を含めて、先天空相音と共に五十音の麻邇の全部が出揃った。それから更にその五十音を火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)として表音文字を以て粘土盤の上に書き現わす仕事までが終…