言霊百神│種智⑳ 火之夜芸速男の火は言霊、夜芸は夜見(読み)の国の芸術で、すなわち文字のことである。その神代文字は一字一字言霊が炫(輝)いているからカガビコと云う。例えばカと云う表音文字は神、頭、柿、金、笠、糧、軽等の様々な意味に輝いてい…続きを読む
言霊百神│種智⑲ 火之夜芸速男神(ひのやぎはやをのかみ)、 また(亦)の名は火之炫毘古神(ひのかがびこのかみ)、 また(亦)の名は火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)【言霊ン】 先天父母音の十七音と後天子音の三十二音で合計四十九音であり、こ…続きを読む
言霊百神│種智⑱ 大宜都比売神(おほげつひめのかみ)【言霊コ】 大いに宜しき宮の子(都)すなわち子音のことである。その数は合計三十二個である。親音イを除いたアオウエの四母音とキシチニヒミイリの八父韻から三十二の子音が出来る。子音は同時に父…続きを読む
言霊百神│種智⑰ この五十音図はアカサタナハマヤラワの十音の配列でできているから十理(鳥)と云う。五十音hs霊魂を載せて運ぶ道具であって、それは船の如く走り、鳥の如く空中を飛んで行くから鳥船と云う。また五十音図は方形の図であるからキリスト…続きを読む
言霊百神│種智⑯ 大戸惑子神(おおとまどひこのかみ)【言霊カ】 大戸惑女神(おおとまどひめのかみ)【言霊マ】 耳に聞いた言霊を再び真奈に還すために、その真相真実を判断把握しようとして、何を言っているのだろうか、斯う言っているのか、ああ言っ…続きを読む
言霊百神│種智⑮ 天之狭霧神(あまのさぎりのかみ)【言霊ロ】 国之狭霧神(くにのさぎりのかみ)【言霊レ】 狭霧は言霊が細かい霧の様な状態でいよいよ鼓膜の内部に入って行って、内耳の器官の中をぐるぐる廻って行く状態。ロもレも旋転螺旋の形 天之…続きを読む
言霊百神│種智⑭ 大山津見神、野椎神(、)二神(ふたはしら)、 山野に因りて持ち別けて生みませる神 大山津見神は顕著な起伏である音波であって、野椎はそれよりも低いなだらかな微妙な変化である霊波のことと考えてもよかろう。この時、音が霊の容れ…続きを読む
言霊百神│種智⑬ 野神(ののかみ)、 鹿屋野比売神(かやのひめのかみ)、 またの名は野椎神(ぬつちのかみ)【言霊ヌ】 野は音波の高低強弱の変化の山波が終わった所。鹿屋野の鹿と云うことは五十音図に似た形の真男鹿の斑紋を暗示している。積み重な…続きを読む
言霊百神│種智⑫ 木神、 久々能智神(くくのちのかみ)【言霊モ】 久々能智は久しく久しく能く智にすると云う意味。この時はもう既に真奈が言語のなっているから、その言葉が久しく能(よ)く精神内容(木、気)を持続して呉れる。モは百の意味でもあり…続きを読む
言霊百神│種智⑪ (佐度島) 以上八神クムスルソセホヘの宝座が前述した佐度島である。速秋津比古と速秋津比売の霊と言、すなわち精神内容と発生器官機能との結び付きの実際の操作であって、佐度とは佐(たす)け度(わた)すで、言と霊とを実際の言葉に…続きを読む