言霊百神│種智⑫

木神、
久々能智神(くくのちのかみ)【言霊モ】
久々能智は久しく久しく能く智にすると云う意味。この時はもう既に真奈が言語のなっているから、その言葉が久しく能(よ)く精神内容(木、気)を持続して呉れる。モは百の意味でもあり、樹が伸びる(茂)の心でもある。

山神、
大山津見神(おおやまつみのかみ)【言霊ハ】
山津見は山の積み重なり。山波の起伏する姿である。それは音波が変化する様に似ている。山の頂きの露わな部分は父韻であり、谷底の隠れた部分は母音である。「谷神は死せず」(『老子』)とあるが、谷伸とは母音(木火土金水)のことである。
ヤマ(山)の原義は八間(やま)であって、 八尋殿のことである。父韻の八律がこの図に納まる。言語はこの山の原理原律が現れた姿である。言霊ハは言葉である。山津見はここでは言葉のことであるが、後段の山津見八神の所では文字(神代表音文字)のこととして説かれている。八尋殿の原律は言語と文字の双方に現れされる。大八島国の図より直接に作られる文字が大八島文字である。