2018年10月

島田正路の言霊:言霊による宇宙とは

 最初にお話しましたように、眼を開けて見る物質的客観宇宙は、眼の前のミクロの宇宙から、遠い、遠い、膨張し続けるといわれる宇宙すなわちマクロの宇宙まで続いています。そしていま私達が地上から真上に真直ぐに飛び出して超高速に限…

島田正路の言霊:事物に名を付けること

 五つの母音、五つの半母音、八つの父韻(以上先天)、ならびに三十二の子音(後天要素)が確定しました。ということは人間の精神生命宇宙の構造が解明され、さらにその宇宙のそれ以上分解することのできない最小要素それぞれに一音一音…

島田正路の言霊:四つの五十音言霊図

島田正路の言霊:四つの五十音言霊図
 五十音図といいますと一般には小学校の時から教えられたアイウエオ五十音図が唯一のものと思われてきました。なぜ縦にアイウエオと並び、横にアカサタナハマヤラワと並べるのか、ただ教えられたからそう覚えて使っているだけです。そも…

島田正路の言霊:次元の相違と父韻

 商人と学者が、または学者と芸術家が、社会的な事件などについて口角泡をとばして議論をしている光景を時々見かけます。いつまで経っても意見はすれ違ってしまい、まとまることがありません。これはどちらかが正しくて一方が間違ってい…

島田正路の言霊:再び父韻

島田正路の言霊:再び父韻
 主体と客体とを結びつけて現象を生む人間知性の原律である父韻には八つの種類キシチニヒミイリがあることを先にお話しました。この知性の原律とはどのようなものなのでしょうか。八父韻は二つずつ組み合わさって陰陽または正反をなし、…

島田正路の言霊:子音

島田正路の言霊:子音
 朝、目が覚めてまだ夢うつつの状態から、次第に意識がはっきりしてくるけれどまだ現実には何々と行動が起こらない期間、すなわち頭の奥で目覚めの活動が何やら活発に始まろうとする先天の部分、それが言霊ウからア・ワ・オ・ヲ・エ・ヱ…

島田正路の言霊:親音

島田正路の言霊:親音
 以上三つのこと、すなわち 一、現象としては現れない純粋主観と純粋客観との間の懸け橋として、母音ウオアエ、半母音ウヲワヱを結ぶ父韻キシチニヒミイリと展相して現象である子音を生み、 二、五つの母音の長として多の四音を統轄す…

島田正路の言霊:父韻

母音・半母音のうち残ったのは言霊イとヰです。前にも言霊イ・ヰの理解はなかなか難しいと申しました。なぜなら、これが、「現象が起こる」ということが実際にはどうゆうことなのか、という事物認識の根本に関係しているからです。誇張で…

島田正路の言霊:半母音

島田正路の言霊:半母音
 ウオアエイ五母音が精神宇宙の主観方面の局限に自覚される純粋の主体であるのに対し、ウヲワヱヰの半母音は同じく精神宇宙において客観の方面に局限された純粋の客体ということができます。母音も半母音も精神の先天的なもので、現 象…