言霊百神│種智⑯

大戸惑子神(おおとまどひこのかみ)【言霊カ】
大戸惑女神(おおとまどひめのかみ)【言霊マ】
耳に聞いた言霊を再び真奈に還すために、その真相真実を判断把握しようとして、何を言っているのだろうか、斯う言っているのか、ああ言っているのか、本当だろうか、嘘だろうかなどと、あれやこれやと掻いたり混ぜたりして考え戸惑う状態である。カマ(釜)は食物を煮る道具で、聞いた言葉をよく考えて煮詰め煎じ詰めて、第二(煮、似、邇)次的に真奈に還元する操作である。

鳥之石楠船神(とりのいはすくぶねのかみ)、
また(亦)の名を天鳥船【言霊ナ】
鳥は言葉の飛び交う姿である。神道に用いられる言葉で時鳥(ほととぎす)、鶏、白鳥、千鳥、雉、雀、鳶等はすべて言霊の象徴である。石楠は五十葉を組んで澄ますこと。船は神を祭る御船代である五十音言霊図のことである。