言霊百神│種智⑱

大宜都比売神(おほげつひめのかみ)【言霊コ】
大いに宜しき宮の子(都)すなわち子音のことである。その数は合計三十二個である。親音イを除いたアオウエの四母音とキシチニヒミイリの八父韻から三十二の子音が出来る。子音は同時に父であり母であり、然も父でもなく母でもない新たに独立した第三のものであり、岐美双方の性能を受け継いで、然もその何れでもない、主体と客体、心と身、霊と体の双方であり、そのいずれでもないところの第三の独立した存在が諸法実相(実存)である。

(大倭豊秋津島)
以上の大宜都比売神までのフモハヌラサロレノネカマナコの十四言霊、十四神の宝座を大倭豊秋津島又の名は天御虚空豊秋津根別(あまのみそらとよあきづねわけ)と云う。ここまでで言霊五十音図が完成するから大倭すなわち大和であり、虚空の先天である十四から豊かな明(秋)らかな音(根)が出て来る言霊の区分である。