言霊百神│三貴子の誕生⑭

その他の二つの知性は麻邇を用いずしてやって行く人類の修業と研究の過程に於けるものであったから、仏教やキリスト教や儒教では麻邇宝珠、マナ、或いは「結縄の政」などと云う名称だけは知られているが、その実体の伝承がない。時にはモーゼの場合に於ける如くそれを授けられた事もあったが、必要が終わるとやがて日本に返還されて、その使用を中止した。「子羊シオンの山に立ちたまう。」(『新約聖書』「ヨハネの黙示録」第14章)とはこの叡智エが言霊麻邇を執って起ち上る姿である。

2024年4月
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