整体と気功と言霊の原理.53

遠藤喨及の『気の経絡指圧』…「タオ指圧」.13
初伝の臨床のやり方

①ツボを見つけ、中指でこれを確認する。
②拇指をあてる。
③共感的想像と内観を維持しながら指を手前にすべらせる。すると、二、三ミリ離れたところにある超脈で、指が自然に止まる(超脈は、他にもあるのだが、最適なところで自然に止まる)。
④そこから超脈が虚の底に至るように、肘を伸ばす。
⑤超脈がゆるんだら(二~三秒後)、同時に、肘をゆるませて、手指を体表へ戻す。
 まず基本手技の横臥位をすべて行う。それから経絡治療に入る。
①まず、からだ全体を観る。
 例によって、受け手が(無意識的に)どのあたりをもっとも圧してほしがっているのか?これを想像する。そして、直径十五センチくらいの範囲で、だいたいの部位を定める。臀部とか上背部とか、想像されるところなら、どこでもよい。
②次に、その定めた部位を観る。そしてその部位の範囲内で、受け手は、どのスジ(経絡)をもっとも圧してほしがっているか?これを想像する。タテでもヨコでもナナメでもよい。
③最後に、そのスジの中で、受け手はどの点(ツボ)をもっとも圧してほしがっているか?これを想像する。
 こうして選ばれたツボが、治療点となる。そして、このツボに対して、「ツボに対する気の技法」を行なう。これが、初伝における「虚の経絡治療」である。

気の内向を強める

 気の力は、練気体操で驚くほど強くなる。たとえ一日十五分でも、毎日やれば、見違えるようになるものだ。しかし、ただ気の力を強めるだけでなく、「癒しの気」も高めていただきたいと思う。
癒しの気が自分に返ってくる
 誰かの背中(腹部でもよい)に手をあてて、以下のように行ってみて、受け手に感想を聞いてみられるとよいと思う。
①気の中心を底丹田に落とす。
②底丹田で、ゆっくりと呼吸する。
③吸う時は、何らかの宗教的(霊的)かつ伝統的なシンボル(キリスト、仏陀など何でもよい)をイメージする。
④吐く時は、生きとし生けるもののために、幸福や健康などを祈る。
⑤イメージや祈りが維持できるように、自分の心を内観する。

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