ナチュラル│甲状腺の病気

甲状腺の病気
甲状腺は代謝の多種多様な側面をコントロールしているので、そこに機能障害が起きると、からだのほとんどすべての器官系に症状があらわれる恐れがある。そのことを恐れるあまり、医師は画一的に患者(若い女性が多い)に甲状腺ホルモン剤を投与しすぎている。太り過ぎで抑うつ的な感じ(甲状腺機能低下の一症状)の少女が、医師を信じきっていたために、ほとんど生涯、ホルモン剤を飲むことになってしまったという例も少なくない。ホルモン剤を甲状腺の自然なホルモン分泌を抑えてしまうので、そういう女性は、はじめからそんな治療を必要としなかった人でさえ、いまでは薬を服用をやめるのが非常に難しくなっている。公平を期す為に医師の立場も擁護しておこう。多くの女性が心身の不調を甲状腺の機能低下のせいにしているという事実を見れば、患者側にも落ち度がないわけではないからだ。
甲状腺の機能亢進は、体重の減少・不眠・手のふるえ・心悸亢進・熱がり・消化障害などの原因になる。機能亢進は機能低下よりは少なく、通常は薬物療法か外科手術という現代医学の治療を必要とする。
残念ながら、甲状腺の機能検査はあまりあてにならない。ときどき、ホルモンのバランスが異常な人を正常だと判断してしまうことがある。
◎甲状腺ホルモン製剤(チロナミンなど)をのんでいて、必要がなさそうだと感じる人は、急に服用をやめてはならない。非常に少量をへらして2~3週間様子を見ながら、さらに少量ずつへらしていくという方法をとっていただきたい。
◎ヨーガのポーズのうち、肩で逆立ちするポーズを練習すること。ヨーガの指導者か本から学んで、一日に少なくとも1回、20分はそのポーズを続ける。これは甲状腺を活性化させる効果がある。自分の甲状腺が長い眠りから覚めて活動を始めるというイメージ法を併用すると、さらに効果がある。
◎ノルウェー・ケイプ(海藻の一種。健康食品店で売っている)の錠剤をのむこと。1日に最高12錠まで。
◎ホルモン剤の服用が足りないと感じる人は、徐々にふやしていくこと。不眠・イライラ・手のふるえ・心悸亢進・熱がり・消化障害に気付いたら、服用を元に戻すこと。
◎現在、甲状腺ホルモン剤をのんでいる人、または過去に飲んだ経験のある人、甲状腺機能異常の病歴のある人は、どんな症状で診療を受ける場合でも、必ず医師にその旨を伝えること。

2019年10月
« 9月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031