言霊百神│創造の序曲⑪

矛のさき(末)より滴(垂落)る塩、積(かさな)りて島(嶋)と成る
舌の先から音が出て来ること。島とは宇宙の締まり、心の締めくくりである。たとえばkと云う父韻でaと云う母音を攪(か)きならす時、ka(カ)と云う心の締まりとなる。カは宇宙の中でおよそカと名付くべきすべての事物を限定し表現する。すなわち此の音で宇宙の中のすべてのカを締めくくったことになる。斯うして締めくくられた宇宙の部分部分を島と云い、また国と云う。宇宙の実在実相を締めくくって表現するために煩雑な哲学概念を用いず、直接の単音を以てすることが布斗麻邇の特技であり特徴である。