言霊百神│創造の序曲⑩

沼矛を指し下して攪(画)きたまえば
舌を使って音を色々と出してみること。知性の八律、八父韻の作用によって現象が色々と現れて来ることである。


シホ(四穂)の咒示である。実在、隠神であるアオウエの四音のこと。またシホは機であり、事物の変化消長のきっかけであり、即ち八父韻のことである。「汝らは地の盬(塩)なり」(『新約聖書』「マタイ伝」第5章)と云うのはこの意味を示す。塩は味わい(色相)を生む。

こをろこをろに攪(画)き成(鳴)して
八父韻をもって四母音を掻きまわしてみること。そうすると子音が生まれて来る。h+a=ハ、t+e=テ、n+u=ヌ、r+o=ロの如く四と八で三十二個の子音ができる。