言霊百神│禊祓(二)⑩

例えば春(春分)・夏(夏至)・秋(秋分)・冬(冬至)と云い、幼年、少年、青年、中年、老年と云い、或いは「格物、致知、誠心、誠意、修身、斉家、治国、平天下」(『大学』)と云うのが時置師である。『易』はこの時置師の律を「乾兌離震巽坎艮坤」の八卦の変化として捕えて行く方法であって、この変化の順序を麻邇名を以て認識掌握操作して行く方法が神道である。その昔、伏羲氏が来朝留学して葺不合朝五十八代御中主幸玉天皇(ふきあえずちょうごじゅうはちだいみなかぬしさきたますめらみこと)から神道の一面を伝授されたものが『易』であって、言霊の配列を数(河図洛書)と象形(漢字)に更えて運用して行く道である。

2024年4月
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