言霊百神│禊祓(二)⑫

「大祓祝詞」に「天津金木を 本末打切て、千座(ちくら)の置座に置足はし 天津清(菅)麻を 本末苅断八津針に取り辟て 天津祝詞の太祝詞事を以て宣る」と教えられてある。天津金木は須佐之男命の思想をあらわにした曼荼羅であって、その時置師は三千年来この世界に行われている現代世界の個別主義的な生存競争時代の動き方の時置師であり、天津菅麻は大自然界の時置師の一種と考えられる。本と末はア行とワ行であって、その各々の体系からア行とワ行を除いて、真ん中の八父韻(八卦)を天津祝詞の太祝詞の順序に宣り直せ、太祝詞の時置師を以て文明を運営せよと云う教示である。(冊子『大祓祝詞要義』参照)

2024年4月
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