第二の段階は「岐美二神の御子生み」として述べられた真奈である後天の子音三十二神の世界の創造である。その三十二の後天と十七の先天とを合わせた四十九の言霊麻邇が火之迦具土(書く土)神として神代表音文字に写し表されて粘土盤の上に刻み記された。この粘土盤が最も始原の甕神(御鏡)である。
第三の段階はその迦具突智(かぐつち)に表現されたところの人間智性の主観的主体的内容である五十音(麻邇、麻邇字)の検討整理である。金山毘古神以下、和久産巣日神に至るまでの操作がこれであって、この操作によって精神即言葉、心即言霊、神即言葉としての高天原の主体の世界の全貌の確立を見た。
言霊百神│百神構成の概括②
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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