レイキヒーリング③

5本の指と心身との関連
親指…肺経(肺、脾臓、呼吸器)心配事に関連
人差し指…大腸経(胃、大腸、消化器系)恐れに関連
中指…心包経(肝臓、心臓、循環器系・ストレス性下痢)怒り
薬指…三焦経(胆のう、目、視覚神経、ホルモン系)悲しみに関連
小指…小腸経(心臓、腎臓、小腸、膀胱、循環器系、生殖系)気力に関連

基底(第一)チャクラ…副腎、膀胱、外性器、脊椎
仙骨(第二)チャクラ…生殖器、泌尿器、腎臓、性腺部
太陽神経叢(第三)チャクラ…胃、肝臓、胆のう、すい臓、太陽
心臓(第四)チャクラ…心臓、肺、胸腺、循環器系
喉(第五)チャクラ…喉、甲状腺、腕、肺の上半分、食堂
第三の目(第六)チャクラ…脳の下半分、左目、鼻、背骨、耳、脳下垂体
頭頂(第七)チャクラ…脳の上半分、右目、松果体

第5章レイキの人智を超えた神秘
臼井先生が啓示を受けて確立された本来のレイキは東洋独特の思想観や神秘の叡智が多分に反映されました。
それは鞍馬山での瞑想などを用いた修法体系に色濃く残されています。
臼井先生ご自身に「どういてそれが起こるのかは言葉で説明のしようがない」と言わしめたごとく科学が発達したいまでも私たちはレイキのメカニズムを始め処々の現象に対して説明できない部分をたくさん抱えています。
科学的に証明できる神秘は確かにありますけれども人智で計り知ることのできない神秘も依然として残る。
レイキは「宗教ではない」と言われますがその意味は「無神論に基づく」という意味ではありません。
レイキの源のことは「大宇宙の命の根源」「至高の意識エネルギー」「宇宙の生命エネルギーの源」「愛の源」などと言い換えられて表現されていますがレイキの根底に人間が「神のような」と感じる存在が置かれていることは歪めないでしょう。
ハワヨ・タカタは生前つぎのような言葉を残している
「レイキとは自然そのものです。神なのです。神の子供らである私たちが求めたとき神が与えてくださる力です。それが日本ではレイキと呼ぶのです」

1⃣レイキのおえる21日間の奥義
鞍馬山とレイキ
鞍馬山は京都市北部に位置する標高570mほどの山で地質学上、約2億6000年前に海底火山の隆起によって生まれたとされ古くから霊山の一つとして数えられています。
鞍馬山の中腹には鞍馬寺があり、歴史上では宝亀元年(770年)に鑑真和上の高弟・鑑禎(がんてい)によって毘沙門天を祀る草庵がつくられたのが始まりとされている。
また伝説上、源の義経に武技を教えた鞍馬天狗の住処としても有名です。
鞍馬寺の寺伝によれば霊山の歴史はさらに太古にさかのぼり650万年前、人類の進化を司るために魔王尊「サナート・クラマ」が金星から降臨したとされ、現在この魔王尊を祀る魔王殿が建立されている。
鞍馬寺は昭和の時代に入って鞍馬弘教に立教改宗しましたがかつては真言宗が説かれ、その後、密教、禅・戒を伝えた天台宗になった経緯をもつお寺です。
臼井先生はこうした行法が伝わる場所にこもられたわけで、そこから再発見されて確立されたレイキの手法に鞍馬伝統の業が盛り込まれても不思議ではない。
レイキには「アチューメントがある」と再三述べてきましたがこれをとってみてもそれがうかがえます。
密教には灌頂という入門儀式があり、これはいわばパワーの注入を受けるイニシェーションのようなものです。そしてこれはレイキヒーリングの原点があるとされるチベット密教に通じる業でアチューメントの原形と言ってもいいでしょう。こうした流れは現在の鞍馬に息づいており、そこで行われる祭事にもそれを見ることができます。
鞍馬では儀式の際、浄香(塗香)という丁子(チョウジ)の木を粉末にした非常によい香りのするお香をいただき身体を清めます。たとえば第三の目(第六チャクラ)にあたる眉間のあたりや身体につけてみたり手につけてこすり合わせたりして香の香りと波動で清める。
また聖水をふりかけたりすることもあり鞍馬では「精神や心の浄化の意味をもつ」と説明されています。
一般人にしてみれば水は飲むもので医学的にも口から飲む水は身体の浄化になります。水が身体にふりかけられる…それは言ってみれば心の浄化にほかならない。そしてこれこそがレイキでおこなうチャクラの浄化、オーラの浄化につながっている。
ポマンダーはクリスタルのエネルギーを注入した液体状のアロマエッセンスでこれを使って心身の浄化と活性化をする。ポマンダーを手の平に三滴ほどたらしてしばらくそれを嗅いだりしたあと第七チャクラから順に第一チャクラまで浄化する。

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