私の気功体験㉘

新冷戦構造を復活させる意図は、戦争構造を維持させるためである。資本主義と社会主義は社会の裏と表の関係、資本主義が自由、社会主義が平等であるがどちらも商品の発生と共に発生した概念であり、その中から貨幣が発生し、銀行の発生により信用が発生、発券銀行の発生、金により支配構造が作られてきた。本来統一されている社会と個人を対立させ制度として資本主義と社会主義が対立してきた。私有財産の発生と国有財産、発券銀行が私有化されているのが現在の仕組み、国家よりも私有が重視されているのが今の世界の仕組みである。だから表の政治と裏の経済がバラバラに動くのである。しかし資本主義社会は社会全体を資本の思うように作られた社会システム。それに対し社会主義は人の思考で作られた社会システム、市場経済では資本主義のシステムに軍配があがる。
しかし資本主義がこれからも発展するシステムかというと決してそうではない。
同じ市場経済から生まれた資本主義と社会主義、社会主義が潰れれば資本主義も潰れるのが当然である。市場経済に弱肉強食を導入するかぎり社会の安定は訪れないのである。
弱肉強食という競争に無理があるのである。
競争を絶対的とする社会では戦争をなくす事は不可能であろう。
また人々は決して幸福にはなれない。なぜならそんな感情になれば敵に倒されてしまうからだ。
競争はすべての社会システムに入れば当然血縁関係にも入る。そうすれば幸福などと言っている心の余裕はなくなる。最後は自分すら信じられなくなるのが弱肉強食の資本主義社会のいくつく先である。つまり全ての人が精神疾患を抱える病人となるシステムなのである。

2024年4月
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