私の気功体験㊶

資本主義社会とは金がすべての社会ということである。社会主義社会とは社会がすべての社会ということである。金とは精神を物質化したもの、社会とは人の精神そのものである。人は物質と精神を統一した存在である。資本主義と社会主義は対立した概念ではない。どちらも行き過ぎは誤りに転じるので注意が必要である。対立を利用して私利私欲を図るものが存在するので話が面倒になるのである。大きな流れは資本主義、此処では損得が判断の基準になるので、誰が得をしていて、損をしているのは誰かを明確にしなければならない。その辺を解明したのがマルクスの資本論である。資本主義である限り資本論の価値法則は貫徹している。ただ価値を測る社会的必要労働時間という概念がより抽象度が増し、情報が価値の基準であるという立場が大勢を占めているが間違いではないが行きすぎているように感じる。また私利私欲も程度の問題で、必要な場合もある。個人と社会も問題である。
すべてはバランスの問題である。

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