中国秘伝ひとりあんま気功㉕

目が疲れた⑵
④最後に、人差し指で目の下をさすります。曲げた人差し指の第二関節の角で目の下の骨にそって、目頭のほうから目尻のほうへさすっていきます。やはり五〜六回繰り返してください。
①〜④を毎日二回続けていると、目の疲れがとれるだけでなく、目が疲れにくくなる効果もあります。なお、目はデリケートな器官なので、力を入れすぎて目を傷つけないよう、注意してください。
 手のひらのほぼ中央に、労宮というツボがあります。このツボから気をだし、目の疲れとる初心者でもできる簡単な気功法です。
B=①両手のひらを、両目の前三センチくらい近づけ、その距離を保ったまま、手のひらを外側から内側へと円を描いてまわします。このとき、労宮から放射された気が、疲れた目をいやしているのだと思ってください。約三〇秒間つづけます。やがて、目の周囲が温かくなったり、気持ちよくなってくるはずです。
②次に、両手のひらを目に近づけたり、離したりして、目に気をおくりこみます。両手はいっしょに動かし、近づけたときでも、目から三センチは離してください。やはり労宮から気が出て、疲れた目をいやしているのだとイメージしましょう。約三〇秒間つづけます。
 以上①~②を毎日つづけてください。

2024年5月
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