中国秘伝ひとりあんま気功㉝

不眠症を治す
ツボを刺激して不眠症を治す、簡単なあんま気功法を紹介しましょう。
①足の裏の人差し指の先とカカトを結ぶ線の人差し指の先から三分の一の位置に、不眠症に効果的な湧泉というツボがあります。
寝る前によく足を洗って、床(布団の上)に腰を下ろし、両手の親指の先で左右の湧泉をさすります。それを三十六回さすってください。
②手首を曲げたときにできる横ジワの小指寄りのところに、神門と呼ばれる不眠症よく効くツボがあります。次にこのツボを刺激します。
ベッドか布団にあお向けに寝て、左手の神門を右手の親指の先ですこしずつ力を加えながら押し、同時に左手の手首をまわします。ツボとその周辺に痛いような、だるいような感覚が生じたら、こんどは左手の親指で右手の神門を押し、右手の手首をまわします。
③ツボの刺激が終わったら、かるく目を閉じ、両手の中指の指面を瞼にあて、目頭から目尻に向かってゆっくり優しくなでていきます。目頭→目尻を数十回くり返してください。
瞼をなでるとき、心の中で「熟睡できる、熟睡できる」といい続けましょう。

2024年5月
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