中国秘伝ひとりあんま気功㊱

脚の疲れを解消する
脚の疲れたときは、脚の下に布団をあてがい、あお向けに寝ていると、だんだん疲れがとれてきます。脚を上げることで、下がりすぎた静脈の血を再び上に上げることが出来るからです。
しかし、ゆっくり寝ている暇がないときは、ひとりあんまで早く脚の疲れをとるようにしたいものです。
①楽な姿勢で床に腰を下ろし、両脚をすこしひらき、足の裏をやや上に向けます。
②両手の親指を、それぞれ左右の足の裏にあて、土踏まずからカカトのあたりまで、ゆっくり押しもんでいきます。土踏まず→膝の下のコースを、下から上へ約一五回くり返しましょう。
この手法は、脚を下から上へマッサージすることによって、静脈の回流を促進させる作用があり、脚の布団をあてがって横になるより、短い時間で脚の疲れを取ることができます。

2024年10月
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