中国秘伝ひとりあんま気功㊲

冷房病に効く
冷房の効きすぎたオフィスや店内で何時間も冷気にあたっていると、血液の循環が悪くなって、原因不明の熱が出たり、頭痛、関節痛、月経不順などの症状を引き起こします。冷房によって体調をくずし、いわゆる冷房病になったときは気の流れをよくし、血液の循環をよくするあんま気功法で症状を改善しましょう。
足を肩幅と同じぐらいに開いて立ち、顎を軽く引いて、正面を向きます。そして、まず八の字のように両足を内股にして、両脚はできるだけ伸ばし、脚に力を入れます。また、足の指で何か物をつかむような感じで、足の指にも力を入れます。
手は親指と人差し指の間を開いて、残る四本の指をくっつけて、できるだけ親指と四本の指の間を離し、手のひらを下に向けます。手の甲の側に手首を曲げて、左右の肩甲骨を寄せて、肘は伸ばしたまま、腕をできるだけ後方に引きます。そして、お腹は前に出さず、腹筋に力を入れ、両手はできるだけ高く上げます。呼吸は絶対に止めずに、自然な呼吸を続けてください。
二〇秒から六〇秒、この姿勢を保ち、これを三回くり返します。

2024年5月
« 4月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031