中国秘伝ひとりあんま気功㊸

腕を上げたり、肩を動かすと痛い
③椅子にすわったまま、痛いほうの肩に指をあてすこしずつ動かして、圧痛点(痛みのひどいところ)を探し、中指の先で最初はかるく、徐々に力を加えて押してください。痛みがやわらいできたら、他の圧痛点を探し、ひととおり痛い個所を押していきます。
 五十肩になると、大事をとりすぎて、肩を動かさずに安静にしている人がいますが、これはかえって関節の老化を進めてしまう場合もありますから、注意が必要です。痛みにおそわれた直後の急性期は安静にすることが大切ですが、その期間をすぎたら、すこしずつ肩を動かして、関節の運動範囲を広げていく努力をしなければなりません。
 では、次に肩関節の運動範囲を広げていくひとりあんまを紹介しましょう。
B=①痛みのあるほうの腕をゆっくり動かし、もう片方の肩の上におきます。痛みのないほうの手を肘にあて、肘を押し上げるようにして痛い腕を内側に動かす練習をします。数回くりかえしてください。
②次に、痛いほうの腕を背中にまわします。もう一方の手で手首をつかみ、かるく引っ張ります。数回くりかえしてください。
③足を肩幅くらいひらいて立ち、両腕を前後に振ります。腕を後方に振ったとき、できるだけ胸を張りましょう。約五〇回、腕を往復させてくりかえします。
④壁に手をあて、壁をなで上げるようにして、すこしずつ腕を上に上げる練習を行います。やはり数回くりかえしてください。
 ①~④を毎日根気よくつづけ、すこしずつ関節の運動範囲を広げていくようにしましょう。ただし、一気に運動範囲を広げようとして、あまり無理をしないよう気をつけてください。

2024年6月
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