心の御柱と御神体

 伊勢神宮の内宮の御祭神である天照大神の御神体は八咫の鏡であります。正殿の床の上に、床下に埋められた「心の御柱」の丁度直上の位置に、船形の御船代の上に安置されています。船は石船と呼ばれます。
 正殿床下の心の御柱は先にお話しましたように、人間が生れたままの自然の心の構造を五十音であらわした伊耶那岐(美)の神の音図(天津菅麻音図)の母音の並びを形取ったものであります。この生れたままの天与の五十個の言霊を操作し、運用して人類の歴史を創造して行く規範となる最高の精神構造を完成してきました。この完成された構造を天照大神と呼びます。またその構造を形取ったのが御神体である八咫鏡です。