気功の方法…内養功①

 内養功は劉渡舟が伝えたものを劉貴珍が整理し、元の唐山市気功療養院と北載河気功療養院が総括して普及に努めた功種である。その操作方法は『内養功療法』で述べていることにもとづくと、五つの内容に分かれており、その内容は以下のとおりである。
①弛暖
 練功前の準備のときと練功過程では、精神と肉体の弛暖状態を保つよう要求される。
身体の弛暖…練功前にお湯を適量飲み、大小便をすませ、帽子を取り、眼鏡をはずし、ボタン、ベルト、靴下止め、腕時計のバンドを緩め、意識的に頭、体幹、四肢、全身の筋肉を完全に弛暖させ、外からみても緊張のない状態が現れるようにする。
意識の弛暖…全身の各部の筋肉を緩ませてから、意識に対し練功準備の信号を発し、気持ちを練功の開始に集中させ、短時間に大脳を安静状態にしてから練功を始める。

②姿勢
 側臥式あるいは平坐式を用いる。

③字句の黙念(心の中で念じる)する
 字句を黙念するのは、意念(頭で考える)を用いるだけで、声には出さない。一般的には三文字(三つの漢字)から始め、病状により増す。しかし、多くても九文字を超えてはならない。常用されている字句は「自己静」「自己静坐」「自己静坐身体好」「自己静坐身体能健康」である。
字句の黙念と呼吸のコンビネーション…第一の呼吸法は、黙念の最初の字句で息を吸い始め、字句の中間は息を止める。中間の字句が多ければ、息を止める時間も長くなる。最後の字句のときに息を吐き出す。第二の呼吸法は、息を吸って呼くときには黙念せず、その後、息を止めて黙念し、黙念が終わると再び呼吸し、また黙念する。