整体と気功と言霊の原理.37

遠藤喨及の指圧法…経絡指圧法.12
第六ステージ…「気のからだ」
 全身二十四経や環状の経絡などを治療を実践しているうちに、経絡治療において気の通る深さが、二、三メートル奥であることに気づいた。ということは、肉体を超えた深さに経絡は存在しているということになる。
第七ステージ…「超脈」の存在
「気のからだ」の経絡が見えるようになって、まあこのくらいで終わりだろうと思っていたら、さらに深さ七メートルも深い気の世界の実態が見えるようになってしまった。
 その七メートル奥の世界に、一体何があったかと言えば、それはまた別次元の経絡であった。ただこの別次元の経絡には、おもしろい特徴があった。七メートルも深いところにあるがゆえに、逆転して同時に体表上にもある。だから、誰でも触れて確認することができるというものです。
 この別次元の経絡のことを「超脈」と名づけることにことにした。超脈には太いのが四本、中ぐらいのが二本、細いのが六本あり、全部で十二本ほど存在します。超脈は「気のからだ」を邪気から保護する働きをしています。
 虚の経絡治療をする場合、超脈を用いなければ経絡にダメージを与える。だからいままで無意識に超脈を使って経絡治療していた。これからは意識的に超脈を使うことによって、効果が何倍も上がり、かつ疲労度も少なくなったのです。

第八ステージ…「邪気」の世界
 超脈の発見と、治療体系が生まれ、そろそろ終点かと思っていたら、まだ先があったのです。
 それはネガティブな気、「邪気」の世界です。
 人は誰でも、邪気というマイナスのエネルギーを抱えている。これが経絡の虚実の歪みをつくる。そして、この経絡の歪みが、心身の症状を生んでいる。
 西洋医学では、この表面に表れた身体症状を対症療法で抑えこむのが仕事です。従来の東洋医学は、虚実の歪みを正そうとする。しかし、邪気が見える心の世界が開かれた以上は、この邪気を生気に転換するのが治療の眼目となってきます。
 さらに深く気を認識する心の世界が開けていくと、どこに邪気が存在し、それがどう作用しているかが、分かるようになってきた。そして邪気にアクセスできる特別なツボがあった。
 これを、「超特穴」(超脈上の特定穴)という。
「邪気」の本質は何か?と呼ぶことにしました。これを使って邪気にアクセスすると、強い響きとして感じられるし、治療効果も大きいので、受け手の人もすぐに実感することができます。
 邪気を治療に使うようになってくると、もはや経絡診断をする必要すら感じなくなってしまった。気の経絡指圧では、誰でも邪気の治療ができるようになるようにと、超特穴という特定のツボを十八点定めて、それの治療法を指導している。