整体と気功と言霊の原理.44

遠藤喨及の『気の経絡指圧』…「タオ指圧」.4
無意識までも癒す

もし心が抵抗すれば治らない
 医療というのは、受け手の心の要素が大きい。からだを物質として扱う西洋医学ですら、プラシーボ(にせ薬)の効果三五%とのデータを出しているくらいである。
私たちが生きているということ
 現代医学の診断は、機械による検査に頼っている。また、その治療は、基本的に、化学薬品の投与か、ダメになったパーツを手術で切り取ることである。
 しかし、もしも将来、世間一般が、心身一如こそが真実であるという世界観になったら、どうなるだろう?西洋医学もまた、心を含めた治療法として再構築するのだろうか?あるいは自らの使命を、救急医療へと限局しなければならなくなるかもしれない。
 西洋医学は、現代の科学信仰という常識に支えられている。しかしこれは、普遍的なものではない。私たちは新しい時代の足音が聞こえている。一見、そうは見えないだろう。しかし人類の世界観は、心身二元から心身一如へと変わりつつあるのだ。 

道(タオ)の心

たった一つの心から生まれた
「道(タオ)の心」を修することで、経絡効果をあげることができる
「切診」が決め手
漢方の切診もまた、触診と同じように、皮膚に触れて手指を接(切)し入れることである。しかしこれの目的は、経絡の状態を共感的に理解することにある。これは相手の生命感覚を、わがこととして感じなければできないことである。
五千年の大河の流れがここにある
 施術者が、気の経絡指圧をほんとうの意味で会得した時、自らのうちに、原始天尊・老子以来の東洋医学の道(タオ)の心が脈々として宿っていることを実感する。
「タオの気」を心に受ける
 マニュアル通りにやったとしても、そこに気や心がなければ、上手く行かない。
つまり、そうでなければ術者の気が、受け手の「虚の底」(気の不足した経絡の底)に届くことはないのである。そこが、従来の物理療法的な指圧と、気の経絡指圧との決定的な違いです。
「イメージする」という方法
 意識的にイメージすること。それが無意識(気)におよぼす影響には、想像以上のものがある。「気はイメージに従う」のだから

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