ナチュラル│ガンにならない.1

ガンにならない方法
がんになりやすい家系というものはあるが、遺伝するのはがんそのものではなく、がんになりやすい傾向、つまり疾病素質である。疾病素質が表に現れるためには、他のリスクファクターの存在を必要とする。たとえば、米国でもっとも多いがんの一つである大腸がんも家族性に発生することがあるが、同時に食生活、とくに脂肪や動物性タンパク質、精製した澱粉の摂り過ぎ、野菜や繊維食の不足にも関係がある。ほとんどの大腸がんはポリープから生じる。ポリープは腸壁から突出したキノコ状の良性腫瘍だが、頻繁に出来る人もいれば、まったくできない人もいる。最近の研究では、ポリープの形成には遺伝が関係していることがわかってきた。したがって、ポリープ形成の遺伝子を持っていない人は、大腸がんになる確率はゼロの近いといえる。その遺伝子を持っている人は、食生活の質によってリスクの大きさが決まって来る。
男性であろうと女性であろうと、係累にがんになった人がいれば、あなたのリスクは大きい。しかし、それはあなたもがんになるということではない。生活を変えることにより、防ぐことができるのである。