免疫系を守る方法
免疫系はあなたが外界と接するインターフェイス(接触面)である。免疫系が健康で正常に働いていれば、細菌がついても感染しないし、アレルゲンに接触してもアレルギー反応が起こらないし、発がん物質を摂取してもがんにならない。しかしほとんどの人が免疫系のイメージ威を持っていない。
免疫系が理解しにくい理由は、第一に、免疫系が体の機能単位として認められるようになってからまだ日が浅いということがある。現代医学の歴史をみると、医師たちは20世紀の大半を通じて免疫系をを司る器官に「機能なし」というレッテルを貼り、外科医は平気でそれらを摘出していたのが事実なのである。扁桃、アデノイド、虫垂、胸腺、脾臓を摘出し、破壊してきた。
第二に、免疫系を構成する器官が、たとえば消化器系や脈管系のように、全体像をイメージしやすいような、きちんとした配列になってまとまっていないということがあげられる。
最後に免疫系の働きがあまりにも複雑であるということもある。したがって、その複雑な部分を省略して、体の防衛力を守るために必要だと思われる知識に絞ってお伝えする。
免疫系は扁桃、アデノイド、胸腺、全身に分布するリンパ節、骨髄、循環する白血球、および血管から出て組織やリンパ管に移動する他の免疫細胞、脾臓、虫垂、腸管にあるリンパ組織により成り立っている。免疫系の基本的な仕事は自己の非自己を見分け、異形細胞や破損細胞を含む、からだにあってはならない異物を認識し、それを排除するような活動をすることにある。
ナチュラル│免疫系.1
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