ナチュラル│ＳＬＥ

ＳＬＥ（全身性エリテマトーデス）
自己免疫疾患のおもなものの一つで、全身性紅斑性狼蒼ともいう。若い女性がかかりやすく、症状は軽度のものから生命の危険をともなうものまでさまざまである。関節リュウマチのような関節炎、皮膚の発疹、高血圧につながる腎臓病などの原因になることが多い。西洋医学の医師が処方する薬は症状を押さえつけるだけであり、きわめて毒性が強い。それでも重篤な場合に短期間にかぎって使うことは必要だろうが、心得として、ほんとうに必要なときのためにとっておくべきであること、使う場合でもできるだけ早くやめるべきであることを知っておいていただきたい。定期的に処方薬を飲んでいる人は、自然に治るチャンスをへらしていることになる。わたしはSLEの患者に、つぎのことを勧めている。
◎食事はタンパク質をできるだけへらし、澱粉と新鮮な果物、野菜をたくさんとること。ミルクと乳製品はすべて避けたほうがいい。
◎多不飽和油は一切とらないこと。一番搾りのオリーブ油か低温搾りのカノラ油(ナタネ油)だけを使うこと
◎衆3回、サーディン・オイルに浸してある缶詰イワシを食べるか、補助的に亜麻仁油をとること。
◎一日2回、500㎎のクロフサスグリ油をとること。
◎関節炎がある人には、ナツシロギクが良く効く。フリーズドライされた葉のお茶かカプセルを、一日2回のむといい。抗炎症作用があり、関節リュウマチの改善に役立つ。症状が出ているあいだは飲み続ける。
◎水をたくさん飲むこと。
◎たっぷり休養をとること。
◎定期的にエアロビック運動をすること。関節炎の人は水泳がいい。
◎「これは治りませんよ」などという医師の治療は受けないこと。自己免疫疾患はみんなそうだが、SLEも治る確率が非常に高い病気である。
◎東洋医学、アーユルヴェーダ、民間医学を試してみること。
◎正しい呼吸法を実践する。