ナチュラル│狭心症

狭心症
英語名の「アンギーナ・ペクトリス」は「胸の痛み」を意味するラテン語からきている。冠不全によく見られる症状で、苦しくて動けなくなり、心臓発作の予兆であることが少なくない。アテローム性動脈硬化によって冠動脈の内径が狭くなり、心筋が大量に酸素を必要とするときに酸素の補給ができなくなることから起こる。冠動脈の痙攣も一役買っている。狭心症の痛みは骨の折れる作業の途中や食後にはじまり、安静にすると治る。現代医学では動脈を拡張する薬(ニトログリセリン・亜硝酸塩・硝酸塩)か、心臓の負荷を軽減する薬(ベータ受容体遮断剤・カルシュウム拮抗薬)を使って治療する。それらは対症療法であって問題を根本から解決するものではなく、すべて強力で、潜在的に有害な薬物である。もう一つの標準的な治療法は冠動脈のバイバス手術だが、高価で、症状を一時的に緩和はしても病変の進行を食い止めるわけではない。
そうした強力な治療法にかわる生薬がある。セイヨウサンザシの木の実からつくる生薬だ。サンザシには冠動脈の血流を増やす働きがあり、しかの医師が使う薬物よりもはるかに毒性が少ない。フリーズドライ・エキスのカプセル剤1~2錠を1日に4回ぐらいから始めるといい。あるいは1日に4回、少量のお湯に小さじ1杯のチンキ剤をまぜて飲むのもいい。強力な処方薬を飲まなければならないときは、サンザシを併用すれば服用量をへらすことができる。
厳密な菜食、低脂肪食、ヨーガ、瞑想、グループセラピー、適当な運動などの生活改善をきちんと行うことによって、アテローム性動脈硬化や冠不全が好転することは科学的に立証されている。長い目で見れは、そのほうが薬物や手術よりもはるかに効果的であり、病変をくいとめる治療法である。

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