切り傷
出血のある切り傷で縫合するほどでないものは、ほとんど治療の必要がない。ヨードチンキをはじめ、マーキュロ(赤チン)、メルチオレート・チンキなどは不要である。それらはすべて組織を刺激する。もし消毒が必要なら。傷口に3%の過酸化水素水を注いで泡立たせ、それをもう一度繰り返してから、ガーゼか脱脂綿で水分を拭き取っておけばいい。破傷風の注射が必要なのは出血のある切り傷ではなく、深くて出血のない、刺し傷である。
深い切り傷の民間療法には、傷口にヒドラスチスの粉末をふりかけるという方法がある。これは消毒になり、かさぶたの形成をうながして、傷口がやぶれるのを防ぐ働きをする。
深い切り傷の傷痕を残さないようにするのは、傷口がふさがってから、1日に2回、ビタミンE油をそっと擦り込むといい。純粋のビタミンE油は健康食品店で売っているが、内服用のカプセルを破って中の油を使ってもいい。
ナチュラル│切り傷
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